何が人生の中で大切か?
このブログを開設してから、
だいぶ日が経ちました。あれから私は女子大生から社会人1年目、そして2年目も半分を過ぎようとしています。
そんな中で、人生の中で、何が大切か?
最近になって考えるようになりました。
社会人になる動機は、
「とりあえず、内定を頂けた、ご縁のあったところに行ってみよう。」
何がやりたいとか、何をしてみたいという希望はその時はなくて、とにかく会社という得体の知れないものの中で働いてみたかったのです。
最初はもう、女性らしく、ワークライフバランスを考えてという何とも保守的な考えのもと一般職を志望していたのにいつの間にか事務系総合職に。
そしてそこで想定していた秘書をやるつもりが、大学の学歴からなのか、あるいは面談の時にマーケティングみたいなことを勉強したことをアピールしていたからか所謂「企画職」へ。
最初は「会社に行ってお金を稼げている」ことに高揚感があって、何があっても頑張ってみようという気持ちがありました。
ただ、、、途中で体の異変が起きました。
1年目の夏、いきなり電車の中で意識を失って倒れたのです。
結果、おそらく過労、日頃の疲れによるものだったようで、倒れた日から嘔吐し続け、寝込んでしまいました。
その後も、会社では「頑張る自分」を演じ、
会社を離れると疲れが押し寄せてくるようでした。
今考えると、かなり無理をしてました。
通勤だけでも、鎌倉から通うのは1時間半はかかります。
それに加え、残業が9時すぎになるまであるときもあり、体がもともと強くない私にはだいぶこたえていたのです。
それに気付きながらも、会社では演技し続けました。
最早何のためか分からないけれども、
とりあえず先輩がこう言うから。上司がこういうから。それに追いかけ回されているようでした。
いま思うとつらい、ということに気づかないようにしていたのだと思います。
その後、私は何ヶ月も一人で悩んで、
ついに今年の5月、ゴールデンウィーク明けにSOSを上司に出しました。
それまでほとんど話したことがない上司でしたが、信頼はできそうな人であったため、思い切ってメールし、相談することができました。
相談した後、気付きました。
「自分の体が一番大事。」
12月にできていた彼氏にもアドバイスされたことでした。
仕事が本当に嫌なら、やめたっていい。
それで自分が辛いなら、やめてもいい。
仕事は仕事でしかないから。
エリカ・アンギャルさんの著「自信という最上のドレスの手に入れ方」
にすごく印象的な言葉があります。
哲学の教授が、ガラス瓶にゴルフボールを入れ、そして次に小石を入れ、次に砂を入れ、最後にコーヒーを入れました。
「人生とは、このガラス瓶のようなものなのです。ゴルフボールは人生で最も大切なものを表しています。それは家族であり愛する人、あなたの情熱であり、あなた自身の健康です。
あなたがこれら以外のすべてのものを失ったとしても、この最も大切な物がありさえすればあなたは自分の人生を満たすことができるのです」
どう思いますか?
人生で大切にするものは、人それぞれの価値観によります。
ただ、何を大切にするかをときどき見失うことがあるのです。
この話は私にとってはすごく核心を突いているし、常に心に置いておきたいとも思っています。
自分の体がいかに大切か。
自分をいたわってあげて、休ませてあげて、
そして自分を大切に思ってくれる人の存在に感謝して。
それが一番大事だと私は社会人になってからより強く感じるようになりました。
そして、情熱。
仕事に対して、納得感がいっていなかった私は、体を壊していたこともあり
会社をどうやって辞めるか?他の仕事につくか?
自分のやりたいことって何か?
を自問自答しつづけました。
そして答えがいま、見えつつあります。