鎌倉の女子大生のブログ。

イギリス好き。

趣味は何ですか?と聞かれてなんと答えるか

 
自分の趣味を自分で把握することの難しさについて書こうかなと思います。
 
私は、「趣味は何ですか?」と聞かれたときには鉄板の答えをまず言ってから、今はまっていることを付け加えてます。
 
趣味の定義ってなんだろー?ってよく思います。私の場合、途中で辞めたりはあったものの、ピアノをずっと習っているためそれが鉄板の答えです。
だけど、心からもうどうしようもなく好きか?と言われるとそうでもないのです。
 
小さい頃から気づいたら習っていて(親の思惑による)、惰性で続けている、といったほうが正確なのかもしれません。
 
私が心からどうしようもなく好きだー!って思うのはもっと別のこと。例えばハリーポッターの映画だったり、漫画だったり、「シャーロック」だったりイギリスのヴィクトリア朝時代だったり。
 
ただここで注意したいのは、それは自分でアウトプットできるものか?ということ。
 
趣味は映画や読書ですという人なら、その作品のどこがいいのか?何が好きなのかをアウトプットできる人であってほしい。
料理なら自分なりの工夫をしてるだとか。
 
そういう定義で考えてみると、楽器を弾くこと、絵を描くこと、といったことは自分でアウトプットする作業にはいるのではないかな。
 
あるドラマが好き、小説や映画が好きっていうのは、趣味には入らない気がする。
過去に知り合った人で、映画鑑賞が趣味だと堂々と言っている人がいました。話を聞いてみると、一ヶ月に15本は見る、だとか。
映画のことならあの人に聞け、という雰囲気がまわりの人の中で出来上がるくらいのオタクっぷりでした。
ここまでくれば、趣味は映画というのも頷けます。
私はこういう風にある分野にこだわってオタクになれる人になりたいし、憧れているのです。そして、ある分野にものすごく詳しくなると、芋づる式にいろんな知識が身につくのではないかと思っています。
 
私は縁あってクラシック音楽が身近にある生活をしていた時期が長かったため、楽器をしている人とはある程度話すことは可能ですが、所謂クラシックオタクにはなれないなーと感じています。一辺倒の曲は知っているものの、または弾いたものの、情熱を持って語れるほどではないのです。
それゆえ、少し引け目を感じつつ、「趣味は楽器を弾くこと、ピアノを弾くことです」と言ってしまう。
 
読書はある程度するものの、かなり偏りがあるし、趣味と言えるほどでもないのです。
趣味は?と聞かれて、
アニメが好き、本が好き、雑誌読むのが好き、カフェ行くのが好き、美術館が好き、イギリスの雰囲気が好き、三浦春馬も好き、月9の恋愛ドラマも、東野圭吾も好き、
とか色んな好きなことはたくさんあるのに、色々と考えあぐね、分かりやすくてイメージしやすい「楽器を弾くことです」と答えてしまう自分を、少し変えたいなぁ。ということでした。